健康一口メモ 痛風の話 その2

posted in: 未分類 | 0

痛風の症状としましては、夜中や明け方に足のつけ根(左足に多い)が赤く腫れ激痛を感じたり、手足の指に結節ができるなどがあります。肉好き、アルコール好き、高血圧症、肥満の人が患者さんの高い割合を占めます。

痛風の痛みは、体内の尿酸が原因です。尿酸は人体内の新陳代謝によってできるカスで、血液中の尿酸値を測ると体内にどれだけたまっているかがわかります。健康な人ですと体内に1200mgの尿酸が蓄えており、1日に700~900mgが入れ替わっています。大半は、尿から排出されます。

痛風は、食事療法が原則です。

① アルコールのとりすぎ、食べすぎは、症状を悪化させます。
② プリン体を含む食品を多量に食べない。
  レバー、ビ-ルを控えましょう。
③ 糖質、蛋白質をとりすぎない。
④ アルカリ性食品(野菜・果物・海藻類)をたくさんとる。
⑤ 水分を十分にとる。
  1日の尿量は、2リットル位なので目安にしましょう。高尿酸血症は尿酸結石をつくりやすいので
  この予防に役立ちます。
⑥ 肥満にならないようにしましょう。