健康一口メモ 糖尿病

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胃の後ろ側にある膵臓からはインシュリンというホルモンが出ていますが、

このインシュリンは、人が生きていく為に必要な血液中のブドウ糖を有効利用して一定に保つ働きをしています。

糖尿病はこのインシュリンが不足しているか、あるいは出ていても十分に作用せずに血糖値が高くなって起こる病気です。

 

この症状が続くと合併症を起こします。

この合併症が恐ろしいのです。症状が軽い場合は、食事と運動だけで血糖値が安定します。食事療法は、基本です。

糖尿病の方にとって自分のエネルギー摂取量を知ることはとても大切です。

 

エネルギーの計算方法

  • 自分の標準体重を求めます。
  • 1日に必要なエネルギーを求めます。

例えば身長165cmで普通の仕事の方の場合

1.65(身長) × 1.65(身長) × 22(定数) =59.8kg プラスマイナス10%・・・標準体重

 

59.8(標準体重) × 28(仕事の量) =1674.4 Kcal ・・・1日に必要なエネルギー

 

適正なカロリーで、栄養はバランス良く摂り、一食に偏らず三食に分けて、

薄味にすることがポイントです。

健康一口メモ 食物繊維の働き

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食物繊維は、体の免疫力を正常に保ち、様々な病気を予防します。

特に大腸がん予防の働きがあります。

食物繊維は小腸までは一切分解されませんが、大腸にたどり着くとビフィズス菌などの体に有益な腸内細菌のエサとなって、その数を増やします。

その結果大腸菌は酸性へ傾いて細菌の活動をおさえるとともに腸の働きを活発にして、がん細胞などの有害物質が腸から吸収されるのを防ぎます。

又、糖尿病の予防にも力を発揮します。

食物繊維自身はエネルギー源になりにくいのですが、他のエネルギー源となる栄養素の消化・吸収を一部阻害したり粘り強いために食物の胃から腸への移動を遅らせます。

その結果、糖分や脂肪の吸収がゆるやかになり、膵臓に負担をかけない効果があるのです。

穀物や海藻類、野菜など食物繊維の多く含まれる物をバランス良く食べるようにしましょう。

 

食物繊維は、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類があります。

【性質】

水溶性食物繊維は、水に溶けてネバネバする性質があって腸内環境を整えて軟便になりやすくなります。

不溶性食物繊維は、水に溶けずに水分を吸収して便のかさを増やします。そのため便通を良くします。

【食材】

水溶性食物繊維は、人参 大根 玉ねぎ キャベツ トマト じゃがいも 果物など柔らかい物に多いです。

不溶性食物繊維は、レンコン ごぼう たけのこ ふき ブロッコリー きのこ 切り干し大根など割合硬いものに含まれます。

健康一口メモ 青み魚のEPA・DHA(不飽和脂肪酸)

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肉や魚には人間の身体の栄養素のうち最も大切な蛋白質が含まれます。

この蛋白質には、メチオニンやタウリンなどの含硫アミノ酸が多く含まれており、血圧を下げたり、尿量を増やしてナトリウムを排泄して高血圧の症状を防いだりする効能があります。

この蛋白質の働きは、肉も魚も変わりませんが、それぞれに含まれている脂肪が異なります。

肉に多い動物性脂肪は飽和脂肪酸で、多くとりすぎると血中のコレステロール値が上がり、動脈硬化を促進します。

魚は、不飽和脂肪酸で、その中に含まれるEPA、DHAという成分が動脈硬化を防ぐのです。

不飽和脂肪酸が多く含まれる青み魚を食べるようにしましょう。

 

EPA・DHA の体内での働き

  1. 血液が固まるのを抑える → 血栓予防
  2. 悪玉コレステロールや中性脂肪を減らす → 動脈硬化の予防
  3. 血管を広げる → 血圧を下げる
  4. 炎症の発生を抑える → 炎症予防

 

DHA

  1. 血液が固まるのを抑える → 血栓予防
  2. 悪玉コレステロールを減らす → 動脈硬化の予防

(EPAより強く)

健康一口メモ がんを防ぐ食生活を

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近年がんの発生研究が進み、食生活が35%も影響を与えて居る事がわかってきました。

かつてなんの役にも立たない物質だと思われていた非栄養素(糖質、脂質、蛋白質、ビタミン、食物成分を除いた成分)のうち、例えばナス、黒豆、黒ゴマ、イチゴなどに含まれるアントシアニンは強力な抗酸化性を発揮するばかりでなく、発がん物質の生成に関わる酵素の働きを抑えたり、腫瘍を抑える作用があることが明らかになりました。

その他、様々な野菜や果物、香辛料について研究が進んでいますが、ある食品ばかりを集中して食べたり、同じ調理法で食べる、あるいはサプリメントだけに頼るようなことはせず、色々な食品をバランス良く食べるようにしましょう。

健康一口メモ 骨粗しょう症

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骨が軽石のようにスカスカになってたくさんの穴があき、もろくおれやすくなった状態を、骨粗しょう症といいます。

 

これを放っておくと、重いものを持ち上げたり振り返っただけで簡単に背中や腰の骨が折れて寝たきりになってしまうことがあります。


この症状は高齢の女性に多いのですが、男性よりもかかりやすい原因は、女性ホルモンの分泌の変化です。女性ホルモンには骨に蓄えられたカルシウムの排出を抑える働きがあり、若いときには盛んに排出されていますが閉経後は、排出が止まりカルシウムが流出しやすくなります。


また、高齢になるとカルシウムを吸収する力が弱くなるため、骨粗しょう症の原因になります。
予防と治療のためには、何よりも自分で骨を強くしようと心がけることです。
以下に骨を強くする日常生活三原則をご紹介します。


① カルシウムの多い食事をとる。

最も理想的なのが牛乳です。カルシウムの1日の所要量は600mgと言われてますがこれは牛乳で約3本分にあたります。
骨粗しょう症の人では1日800~1000mgとるのが望ましいでしょう。

また、カルシウムの吸収も良くすることが大切で、蛋白質や脂質があると効率がよくなります。

原始長命食+バタ-をおすすめします。

 

② 日光浴をする。

紫外線に当たると、皮下のビタミンDのもとになる物質がビタミンDに代わりこれがカルシウムの吸収を促進して骨を強くします。
1日30分くらいの日光浴をしましょう。夏は木陰で、冬は顔や手足を日光に当てるだけで十分です。


③ 適度な運動をする。

運動をするとその刺激が脳に伝わり、骨の中の血液の流れがよくなって、骨を形成する細胞を活発にします。

毎日30分ぐらいのウオーキングやゲ-トボ-ルなどを心がけてください。

健康一口メモ お酒の話

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お酒は、適量飲むと百薬の長と言われていますが、
1日80ml以上のアルコールを飲み続けていると、肝障害が確実に出てくるようです。

1日に摂取するアルコール量は、60mlまでにすることが良いと思われます。

ビ-ルでは1200ml、日本酒では2~3合ぐらい、焼酎にすると240mlになります。
(60ml÷アルコール度数=容量です。ビ-ルは、5%なので60÷0.05=1200となります。)
さらに休肝日が週に1日~2日あれば良い飲み方です。

カロリー制限のある人は一日摂取量からアルコールのカロリーを差し引かなければなりません。

通常アルコール1ml約6キロカロリーで計算しますが、ビ-ルだけは8キロカロリーで計算します。
(アルコール60mlでは360キロカロリーでお茶碗2膳分のご飯に相当することになります。)
また、飲酒後はアルコール分解に糖が消費されて低血糖を引き起こすことがありますので
過度のカロリー制限をしている人や糖尿病治療薬を服用されている方は注意が必要です。