ゴマは体にいいと古くは、紀元前3000年前から健康食として珍重されてきました。国連WHOのたんぱく質諮問委員会(PAG)では積極的なゴマの摂取を勧告。さらにFAOは世界ゴマ開発会議を設置して現代人の食生活の改善を目指して研究を進めています。 原始長命食の原料の1つでありますゴマは、成分の半分以上が脂肪酸です。細胞をいきいきさせる、リノール酸、アラキドン酸などを含む善玉の必須脂酸です。この内、最も多く含まれているリノール酸は肝臓でアラキドン酸に変化、さらにプロスタグランディンに変わって血圧によい作用を行います。 さらに人間の元気の源となるたんぱく質が20%も含まれていることです。しかも体内で生成されない必須アミノ酸がバランスよく含まれ、高品質なことです。 ミネラル類、カルシウムはチーズの2倍、牛乳の11倍です。骨細の現代っ子や女性高齢者の骨粗しょう症、ストレス解消に役立つでしょう。 ビタミン類の中で特に多く含まれているのは、ビタミンEです。血行などによい効用があります。又ナイアシンは肌に潤いと張りを与えてくれます。 又ゴマのセサミンなどリグナンの強い抗酸化作用が活性酸素を抑えます。 あとの玄米、黒豆、昆布も、現代の生活習慣病を予防し長寿が期待されます。